ピュリニー・モンラッシェ 1er Cru クロ・ド・ラ・ガレンヌ — 世界相場
ドメーヌ・デュ・デュック・ド・マジェンタのピュリニー・モンラッシェ プルミエ・クリュ クロ・ド・ラ・ガレンヌが、世界最大級のワイン価格比較プラットフォームWine-Searcherに掲載され、追跡されるようになりました。このプラットフォームへの掲載は、世界中の酒販店、輸入業者、コレクターからこのキュヴェへの関心が高まっていることを物語っています。
Wine-Searcherは60カ国以上、8万を超える小売店の出品情報を集約しています。このプラットフォームに掲載されるということは、クロ・ド・ラ・ガレンヌが世界で最も要求水準の高い市場――ニューヨークから東京、ロンドンから香港まで――において探し求められ、入手可能であることを意味します。まさにドメーヌの国際的なプレゼンスと、そのワインが持つ普遍的な魅力の証です。
クロ・ド・ラ・ガレンヌは、ブルゴーニュの偉大な白ワインのなかでも独自の地位を占めています。ピュリニー・モンラッシェ プルミエ・クリュのアペラシオンのなかにありながら、単一の所有者がすべてを保有するモノポールなのです。土地の細分化が原則であるブルゴーニュにおいて、この独占所有という地位は極めて稀であり、複数のヴィニュロンで共有される区画にはもたらし得ない一貫性とアイデンティティを保証します。
コレクターたちを惹きつけるのは、ワイン本来の品質でもあります。水はけの良い石灰質の丘陵、真東向きの斜面に植えられたブドウから生まれるこのワインは、柑橘、アカシアの花、ヘーゼルナッツといった気品ある香りを紡ぎ、ピュリニーに特有の白亜質のミネラル感がそれを引き立てます。口中では緊張感と精度が際立ち、塩気を帯びた余韻が静かな思索へと誘います。
各ヴィンテージの生産量が数千本に限られているクロ・ド・ラ・ガレンヌ ( Clos de la Garenne ) は、手にする価値を問われるワインです。 Wine-Searcher での掲載によって世界中の愛好家がその所在を突きとめ、入手を試みることが可能となりましたが、供給の希少性ゆえ、早めに動くことが求められます。ピュリニー・モンラッシェ ( Puligny-Montrachet ) の隠れた宝 ― 発見、そして再発見に値する一本です。
Wine-Searcher は 1999 年にニュージーランドで創業し、今日では世界最大のワイン価格比較エンジンとして知られています。同プラットフォームは毎月数千万件のクエリを処理し、プロフェッショナル契約 ( Pro subscription ) を結ぶ酒販店、オークションハウス、コレクターに対して、ヴィンテージ別・ボトルサイズ別の平均価格 ( average price ) 、過去の価格推移、地域別の在庫情報を提供しています。あるワインがそのデータベース上で安定的に追跡されるということは、それ自体が一種の国際的な「格付け」として機能するのです。
クロ・ド・ラ・ガレンヌは、デュック・ド・マジェンタ ( Duc de Magenta ) 家がメゾン・ルイ・ジャド ( Maison Louis Jadot ) と結ぶ長期にわたるフェルマージュ ( fermage 、小作契約 ) のもとで、 Domaine du Duc de Magenta というラベルで瓶詰めされ、世界各地へと流通しています。 Louis Jadot のネットワークは米国、英国、日本、ドイツ、スイス、スカンジナビア諸国をはじめ 100 か国以上に及び、そのおかげでこのモノポール ( monopole ) は世界中の一流ホテル、星付きレストラン、専門酒販店のセラーに収まってきました。 Wine-Searcher 上での継続的なプレゼンスは、この長年にわたる国際的な流通の蓄積の結果でもあります。
ピュリニー・モンラッシェ ( Puligny-Montrachet ) 村は、隣接するシャサーニュ・モンラッシェ ( Chassagne-Montrachet ) と並び、世界で最も偉大な辛口白ワインの故郷とされています。シュヴァリエ・モンラッシェ ( Chevalier-Montrachet ) 、バタール・モンラッシェ ( Bâtard-Montrachet ) 、ビアンヴニュ・バタール・モンラッシェ ( Bienvenues-Bâtard-Montrachet ) 、そして伝説のル・モンラッシェ ( Le Montrachet ) といったグラン・クリュ ( Grand Cru ) が居並ぶなか、クロ・ド・ラ・ガレンヌ ( Clos de la Garenne ) は「 La Garenne 」と呼ばれるプルミエ・クリュ ( Premier Cru ) のクリマ ( climat ) に属します。このクリマは村の上部、標高およそ 290 〜 320 m に位置し、涼しい風と強い日照の絶妙なバランスのもとで、葡萄はゆっくりと成熟していきます。
「 モノポール 」という言葉はブルゴーニュにおいて特別な意味を帯びます。ブルゴーニュ全体で 1,247 のクリマが存在するなかで、ひとつのドメーヌが単独で所有する区画は 50 にも満たないと言われており、 Puligny-Montrachet の Premier Cru のなかにあって単一所有が維持されているのはきわめて稀なケースです。クロ・ド・ラ・ガレンヌはその貴重な例外のひとつであり、ブドウ樹の選抜、畑仕事のタイミング、収穫の瞬間から瓶詰めまで、すべてを一貫した哲学のもとで実行できることが、ワインのアイデンティティを際立たせています。
テイスティングの観点からは、若い段階ではアカシア ( acacia ) の花、レモンの皮、青リンゴ、ナシ、そしてわずかにチョーク ( chalk ) を思わせる白亜質のニュアンスが前面に出ます。瓶熟成が進むにつれ、ブリオッシュ ( brioche ) 、ローストしたヘーゼルナッツ ( hazelnut ) 、蜂蜜、そしてピュリニーに特徴的な「濡れた石」のミネラル感が現れ、余韻には潮風のような塩味 ( salinité ) が広がります。 5 〜 12 年の熟成が最も美しい時期とされ、偉大なヴィンテージでは 15 年を超えて優雅に熟していきます。サービス温度は 12 〜 14 ℃ 、クリスタルのブルゴーニュ・グラスで提供するのが理想です。
料理との組み合わせでは、オマール海老 ( homard ) のポシェ、帆立貝のムニエル、ターボ ( turbot ) のブール・ブラン ( beurre blanc ) 、鶏のフリカッセ ( fricassée de volaille ) 、あるいは熟成コンテ ( Comté ) やボーフォール ( Beaufort ) といった山のチーズとの相性が抜群です。和食との出会いでも実に優雅で、鮑の酒蒸し、甘鯛の塩焼き、白身魚の昆布締め、あるいは柚子を効かせた前菜など、旨味と繊細さを両立する一皿を堂々と支えてくれます。 Wine-Searcher での世界的な相場掲載は、こうした食の場面を世界中の愛好家に開いていく扉の役割を果たしていると言えるでしょう。
相場情報は Wine-Searcher でご覧いただけます。