ブルゴーニュにおける八世紀のワイン造りの歴史
12 世紀以来、アビイ・ド・モルジョは途絶えることのないワイン造りの伝統の揺籃地でございます。最初の苗木を植えたシトー会修道士たちから今日のヴィニュロンに至るまで、各世代がこの卓越した遺産を守り、豊かに育んでまいりました。
歴史を刻む年表
シトー会の起源
シトー修道会の修道士たちは、モルジョに卓越したテロワールを見出し、最初のシャルドネの苗木を植えました。コート・ド・ボーヌの石灰質土壌の上に、彼らは幾世紀もの時を超えて受け継がれるブドウ畑の礎を築いたのでございます。
ルイ 11 世による破壊
ルイ 11 世の軍勢がアビイを焼き払いました。最後のブルゴーニュ公女マリーに忠誠を誓い続けたシャサーニュ・モンラッシェは、その代償を支払うこととなります。残されたのはチャペルと旧パン焼き場のみ — 動乱の時代を物語る静かな証人でございます。
マクマオン家の到来
アイルランドより渡来したマクマオン家がブルゴーニュに居を構えます。偉大なワインに情熱を注いだ彼らは、自らのキュヴェの醸造を始め、はるかアイルランドのキラルー司教のもとへ送り届けました — 時代に先駆けた大西洋を越えるワインの冒険でございます。
フィリップ・ド・マクマオンがドメーヌを取得
第 9 代マクマオン侯爵にして第 4 代デュック・ド・マジェンタであるフィリップは、モルジョの魅力に心を奪われました。先見の明をもって彼は Puligny-Montrachet 1er Cru Clos de la Garenne を生み出し、このキュヴェがドメーヌに世界的な名声をもたらすことになります。
スコットランドからブルゴーニュへ
スコットランド出身のアメリーがデュックと結婚いたしました。この結婚から生まれたのがモーリスでございます。家族はこの地に根を下ろし、ドメーヌは輝きを放ち、ワインはさらなる繊細さと個性を獲得してまいりました。
公爵夫人が舵を取る
デュック没後、デュック・ド・マジェンタの夫人アメリー・ド・マクマオンが単身でドメーヌの経営を引き継ぎました。確固たる意志と繊細な感性をもって、テロワールと家族の記憶への敬意を胸に、彼女はワインの卓越性を受け継いでおります。
受け継がれる伝統
モーリス・マクマオンが後を継ぎ、ドメーヌをこれからの未来へと導いております。およそ三世紀前に始まった一族のヴィニュロンの伝統は、変わらぬ情熱と妥協なき探求心とともに、シャサーニュ・モンラッシェの地で今もなお紡がれ続けております。
「世界で最も洗練された、香り高いブドウ品種を、夢のようなテロワールで育てる幸運に恵まれたなら、あとは最愛の子を見守るように寄り添い、その豊かさと繊細さを余すところなく表現させてあげるだけでよいのだと思います。」
アイルランドの源流
アイルランドにその起源を持つマクマオン家は、18 世紀にブルゴーニュへと居を移しました。1859 年のマジェンタの戦いの後にデュック・ド・マジェンタの爵位を授かったこの一族は、以来、アビイ・ド・モルジョの地にて卓越したワイン造りの伝統を受け継いでまいりました。
Clos de la Garenne — 1er Cru Morgeot